【2025年12月16日開催】鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭|鎌倉の夜を彩る伝統神事『神楽と舞楽』は必見! Don’t Miss the Amazing Gochinza Festival at Tsurugaoka Hachimangu

護鎮座記念祭とは?

鶴岡八幡宮は、1180年に源頼朝が鎌倉に入った際、由比若宮を現在の場所に遷して「鶴岡若宮」としたのが始まりです。
しかし、1191年3月、町屋からの火災によって社殿が焼失してしまいました。

そこで頼朝はすぐに、現在の大臣山の中腹に社殿の再建を決意し、わずか8ヶ月後の同年11月21日、再建された社殿で盛大な奉納行事が行われました。頼朝自身も衣冠束帯の姿で参列し、多くの御家人や京都から招かれた人々とともに、「御神楽(みかぐら)」が奉納されたのです。

この日付は旧暦の11月21日で、新暦では12月16日にあたります。そのため、鶴岡八幡宮では毎年12月16日に「御鎮座記念祭(ごちんざきねんさい)」が行われています。

祭では、まず「宮人の曲」に合わせて4人の巫女が優雅に舞い、その後、神職による「人長の舞」が奉納されます。ライトなどの照明は一切使わず、かがり火の明かりだけで進行されるため、幻想的な雰囲気に包まれます。まるで800年前の世界にタイムスリップしたかのような、特別な時間が流れます。

Tsurugaoka Hachimangu was founded by MInamoto no Yoritomo in 1180, but destroyed by fire in 1191. Yoritomo soon succeeded in building a more magnificent shrine. When the new shrine was completed, Yoritomo invited court musicians to dedicate the Kagura of the Imperial Court to the Hachiman Kami.

Today, the shrine Foundation Day is celebrated on 16th December, a date calculated from the original lunar calendar.

開催時間・お勧めポイント

17時から本殿で神事が執り行われます(見ることは出来ません)
その後舞殿の前でかがり火が焚かれ、その灯の中だけで和琴、神楽笛に合わせて4人の巫女が「宮人曲」に合わせて舞い、その後、神職による「人長の舞」が奉納されます。

社務所から神職、巫女さんが出てきますので、17時前には待機。(年によって微妙な時間の差は気にしないで)

16:49 社務所前 2020年撮影
17:06 社務所前 2023年撮影
本殿へ 2023年撮影

 本殿で神事が執り行われている間に準備が始まります。かがり火が焚かれ、楽器を奏でる人がスタンバイを始めます。
 下の写真を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、2020年当時は17時20分ぐらいでも十分前で見ることが出来ました。2023年になると17時過ぎで人がたくさんいます。観覧する場所が決められてますので、一番前の方で見たいなら、17時には着いておきたいですね。(年々見学者が増えているようですので、もう少し早めのほうがよいかもしれませんが、そうすると社務所の前で待機は出来ませんね)

 2020年にはなかった、席が2023年にはありました。こちらの席は、鶴岡八幡宮の関係者や槐の会会員の方への招待席で、一般の方用ではないそうです。ざんねーん!

17:10 2020年撮影
17:22 2020年撮影
17:11 2023年撮影
17:07 2023年撮影

17時10分ぐらいからは、雅楽を演奏する人達が席についていきます。こちらを見ているのも楽しいです。17時16分神事が終了し神職たちが下りてきます。

17:30下りてきます。 2020年撮影
17:26 下りてきます 2023年撮影
17:38 2020撮影
17:36 始まります 2023年撮影

この後は動画(2020年の方が近くで撮影できているので、そちらの動画)をぜひ!(画像があまり綺麗でなくてすみません)

宮人の曲 2020年撮影
人長の舞 2020年撮影

18時15分前後には終了します。
年によって違いますが、12月ですので、寒い時は寒いです。その中で1時間以上立っているのも結構疲れます。防寒対策は忘れずに!
 あと、撮影ですがフラッシュは厳禁です。毎年数人、フラッシュ設定を外すの忘れて写真(携帯の人がほとんどです)を撮ってしまい、周囲の人からかなり白い目で見られますので、ご注意ください。

18:16 2020年撮影
18:13 2023年撮影

While the ritual is being held inside the main hall, preparations begin outside. Bonfires are lit, and the musicians take their positions.

As shown in the photo below, in 2020 it was still possible to get a close view around 5:20 p.m. However, in 2023, the area was already crowded by 5:00 p.m. Since viewing spots are designated, it’s best to arrive by 5:00 p.m. if you want to be in the front row. (Given that more people attend each year, arriving even earlier is recommended.)

There were no seats available in 2020, but in 2023, seating was provided.
For information about seating availability in 2025, please check the official website of Tsurugaoka Hachimangu Shrine.

The event usually ends around 6:15 p.m.
Please refrain from using flash when taking photos.

お役立ち情報

鶴岡八幡宮境内の化粧室の場所です。舞殿の横の休憩所の化粧室は結構混んでいます。個人的に穴場は国宝館にある化粧室です。あまり知られてないので比較的空いている気がしますが、国宝館を利用した人のみが利用可能です。

The restrooms within the grounds of Tsurugaoka Hachimangu Shrine are located in several places.
The restroom at the rest area next to Maiden is relatively crowded.Personally, I think the hidden gem is the restroom inside the National Treasure Hall. It’s relatively unknown, so it tends to be less crowded. However, it’s only available to those who have visited the National Treasure Hall.

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鎌倉と江ノ島に特化した英語のガイドブックってなかなかないですよね。この本は、エリアごとに神社仏閣とレストランなどが紹介されています。

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アクセス

鶴岡八幡宮 
鎌倉駅西口を出て、小町通りを通るか、まっすぐ歩いて若宮大路から段葛を通るのがお勧めです。
歩いて10分程度です。
開門・閉門時間 通年:6時〜20時(本宮の参拝は8時からです)
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 
鶴岡八幡宮社務所 TEL:0467-22-0315 

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