鎌倉には数多くの梅の名所があります。その中から、いくつかをご紹介します。
地図を参考にして見てください。
👉 地図上でクリックすると各神社仏閣のホームページに飛びます。
鎌倉の梅の見頃は、例年1月下旬から3月中旬頃です。特に2月中旬から3月中旬にかけて多くの場所で見頃を迎え、早咲きの梅は1月下旬から、遅咲きの梅は3月上旬まで楽しめます。
2月1日に鎌倉を訪れた際には既にきれいな梅が咲いていました。行くなら今!
鎌倉は歩いて散策することをお勧めしますので、鎌倉駅からの所要時間と距離も併せて紹介します。
梅の種類と開花時期
鎌倉では、白梅、紅梅のほか、冬至梅、しだれ梅、ロウバイ、オウバイなど、様々な種類の梅が楽しめます。1月にはロウバイや寒紅梅が咲き始め、2月に入ると白梅や紅梅が見頃を迎えます。
荏柄天神社
見頃: 2月中旬~下旬
特徴: 日本一早く咲くといわれる「寒紅梅」があり、鎌倉周辺で最も早く梅を楽しめます。
写真を見ていただくとお分かりいただけるように、お勧めは2月ですね。

鎌倉駅から1.8km 約25分






東慶寺
見頃: 2月下旬~3月上旬
特徴: 「花のお寺」として知られ、約120本の紅白の梅が参道や境内に植えられています。
※境内の写真は2022年時のもので、現在は境内の写真撮影は禁止されています。

北鎌倉駅から300m、歩いて4分



十二所果樹園
十二所果樹園は鎌倉風致保存会が平成18年に買い上げたトラスト地で、約400本の梅の木が植えられていて、その本数は鎌倉一を誇ります。
会員や市民のボランティア活動によって剪定や下草刈りなどを行い、果樹園の維持・管理をしています。白梅の名所としても知られていて、収穫された無農薬の梅の実は即売され、栗の収穫時には、「家族で栗拾い」などの行事が行われているそうです。

2025年は6月に販売されたようです。
【梅の販売会】
・日時:6月8日(日)10時から(売切れ次第終了)
・場所:鎌倉市役所本庁舎前庭
・価格:500円/kg
👉 鎌倉風致保存会
👉 鎌倉十二所果樹園の梅の情報「十二所果樹園 梅の開花情報」
十二所果樹園への行き方:鎌倉駅東口4番乗場より「金沢八景駅」行き又は、「鎌倉霊園正門前太刀洗」行きのバスに乗り、バス停「十二所神社」下車。標識に従い、徒歩約20分で十二所果樹園の門に到着。(※近隣に駐車場、水道、トイレありません)

鎌倉駅から約4.8km、歩くと約1時間。
途中に浄妙寺や光触寺があるから寄り道して行こう!
長谷寺
見頃: 1月下旬~3月上旬
特徴: 冬から春にかけて多種多様な梅が咲き誇り、夜間にはライトアップも行われます。
写真は2月3日ですが、この日は長谷寺で節分祭も開催されますので、それに合わせて行かれるのもいいですね。

江ノ電「長谷駅」から約310m、歩いて4分



今回のお勧め本は、上杉和彦著『大江広元』 (人物叢書 新装版 238) 吉川弘文館 2005 です。
大江広元は、鎌倉幕府の公文所・政所別当を務め、この人がいなかったら鎌倉幕府が成り立たなかったと言っても過言ではないかもしれません。
全体的に読みやすい本となっていて、今まで知らなかった事も随分出てました。
明王院の裏手には大江広元の墓と言われている五層塔がありますし、ちょうど明石橋の先ぐらいに大江広元邸跡地という石碑もあります。

その向かいぐらいには大江稲荷があり、毎年2月に初牛祭が執り行われるようです。


浄妙寺と光触寺
浄妙寺の梅も見ごたえ十分、その先の十二所果樹園に行く前に寄るのもありですね!

鎌倉駅から浄妙寺までは2.3km、歩いて約30分、その先の光触寺まで約1km、 15分(鎌倉駅からだと3.3km、歩いて約45分)。いっそ、その先の十二所果樹園まで行っちゃえ!



他にも・・



上記以外にも、「英勝寺」「宝戒寺」「海蔵寺」「瑞泉寺」なども有名です。
梅の起源
梅は中国中部原産とされ、奈良時代に日本へ伝わったと考えられています。名称は中国語の漢音 mei に由来するといわれています。
日本ではまず、実よりも花が注目されました。早春に咲く梅は、万葉集をはじめ多くの和歌に詠まれています。梅の実が本格的に食用とされたのは鎌倉時代以降で、やがて塩漬けにして保存食や食薬として用いられるようになりました。平安時代中期には「梅干し」という言葉も文献に登場します。
鎌倉時代には、梅干しは僧侶の食事や酒の肴として使われ、戦国時代には武士が出陣の際に携帯する必需品となりました。
江戸時代、紀州田辺藩では、米の育たない土地に梅を植えることが奨励され、梅干しは江戸でも広く親しまれるようになります。

明治35年、和歌山県で実が大きく品質の高い梅が見つかり、のちに「南高梅」として登録されました。現在では「梅の王様」と呼ばれ、日本を代表する梅となっています。
参考
👉 一般財団社団法人梅研究会「梅の歴史」
👉 南部川宋本舗「梅の歴史」
そうそう、なんで梅雨(つゆ)を梅に雨と書くんですかね?と調べたところ、
いくつかの説があり、はっきりしていないようですが
1. 中国でちょうど梅の実が熟すころに降る雨なので「梅雨」と呼んでいたのが日本へ伝わった。
2. カビ(黴)がよく生える時期なので「黴雨(ばいう)」と呼んだ。
3. くさるという意味の「潰える(ついえる)」から変化した。
というのが、主な説のようです。


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