開催時間・お勧めポイント
開催時間10時30分から
2020年に参拝した際は、10時15分ごろ荏柄天神社に到着しましたが、既に拝殿の中で神事が執り行われているようでした。
拝殿の前には、筆や鉛筆などが並べられていました。私も持参した小さくなった鉛筆を何本か置かせていただきました。(どなたでも参加できます)
ですので、10時頃には荏柄天神社に着いているのが安心かなと思います。
筆のお焚き上げは、11時頃から始まりました。(2020年情報)



筆供養は1月の初天神祭と10月の絵筆塚祭(👉絵筆塚祭のブログ)の年2回行われます。筆の持ち込みは通年可能で、社殿左手の「古筆納所」や授与所で受け付けています。本数制限はなく、供養の際のお初穂料も決まっていないため、気軽に参加できます。
初天神・筆供養とは

毎月25日は天神様のご縁日だそうで、1月25日はその年で最初の天神様の日です。御殿にて祭事を執行の後、参道中央で筆供養を行います。 👉 荏柄天神社「初天神祭・筆供養」
天神とは学問の神様として知られる菅原道真公のことを言います。
当時、荏草(えがや)郷と呼ばれた里に、にわかにかき曇った雲から天神画像が降ってきたと言います。里の人達は、それを恐れ降ってきた場所に社殿を作り、その画像を納めて祀ったと言い伝えられています。
参考:吉田茂穂「鎌倉の神社 小事典」かまくら春秋社 2014
天神画像ということは、菅原道真公の画像が空から降ってきたのでしょうかね?
菅原道真について勉強してみてはいかがでしょう。
今回のお勧め本は、高野澄著『太宰府天満宮の謎: 菅原道真はなぜ日本人最初の神になったのか』祥伝社 2002 です。
菅原道真のことはなんとなく皆さんご存じですよね?でも最初の神?なぜ太宰府に左遷させられたのか?その後どうなったのか?についてはあまりよく知られてません。相当な秀才?天才?だったらしいですね。


初天神の後の行われる筆供養は、この祭神に因む神事で、社殿で初天神の神事が行われた後、書家や歌人、俳人、一般の人が愛用した筆や小さくなった鉛筆などを拝殿の前でお焚き上げをし、感謝するともに、学問や書道の上達を祈願する祭事です。
参考:原田寛「鎌倉のまつり・行事 小事典」かまくら春秋社 2012

荏柄天神社とは
創建 1104年(平安時代)後三年合戦が1083年、源義家が亡くなったのが1106年とされています
祭神 菅原道真
京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と共に、日本三天神の1つとされています。
荏柄天神社の始まりは、長治元年(1104年)に起きた不思議な出来事にさかのぼります。晴れていた空が突然暗くなり、雷雨の中、黒い束帯姿の天神の画像が天から降ってきたと伝えられています。その神威を恐れた里人たちは社殿を建て、画像を納めて祀ったことが由緒のはじまりです。
関東を中心に多くの分社を持ち、福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と並んで「三古天神社」と称されるほど歴史と格式のある天神社です。かつては「荏柄山天満宮」と呼ばれ、地名の「荏柄」は天平7年(735年)の文書に登場する「荏草郷(えがや)」が転じたものと考えられています。
治承4年(1180年)には、鎌倉に幕府を開いた源頼朝公が鬼門を守る重要な社として崇敬し、社殿を改めて造営しました。以後、歴代将軍や鎌倉幕府に厚く信仰され、「吾妻鏡」には二代将軍・頼家が菅公の300年忌を大々的に執行した記録も残されています。
中世から近世にかけては、足利・北条・豊臣・徳川など名だたる武家からも保護され、多くの寄進を受けて発展してきました。現在は、学問の神様として、また正直に努力を重ねる人を支えてくれる存在として広く親しまれ、年間を通じて参拝者が絶えません。境内には「祈願」や「お礼」の絵馬が並び、多くの思いが込められています。

図は、『鎌倉市史総説編』において高柳光寿氏が示した郷域推定図からの作図です。(出典:押木弘己「古代鎌倉郡「尺度郷」雑考 ─上村主氏関連資料の検討から─」p2)
『倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』には、「沼浜、鎌倉、埼立、荏草、梶原、尺度、大島」の七郷と書かれているそうです。

和名類聚抄〈わみょうるいじゅしょう〉とも読み,《和名抄》と略称する。また〈和〉は〈倭〉とも記す。醍醐天皇の皇女勤子内親王の命により,源順(みなもとのしたごう)が撰上した意義分類体の漢和辞書。承平年間(931-938)の編集か。10巻本と20巻本とがあるが,どちらが原撰かについては論議がある。10巻本は24部128門,20巻本は32部249門に分かれる。漢語の出典,字音,和名などを説明した一種の百科事典である。
出典:ジャパンナレッジ 改訂新版・世界大百科事典
現在、全国各地には菅公をおまつりした「天神さん」はおよそ1万2000社が鎮座し、その多くは当宮から御霊を分けた神社であります。(出典:北野天満宮ホームページ)
梅の紋は、菅原道真公が好んだもので全国の天満宮が梅を神紋として用いているそうですので、全国の天満宮に行かれた際には、見比べてみてはいかがでしょうか。
少し調べてみました。それぞれ違いますね~

もうすぐ受験ですね。受験生の皆様、風邪などひかぬよう頑張ってください。
荏柄天神社の「合格祈願鉛筆」、行けない人はネットで購入できます


アクセス
荏柄天神社
神奈川県鎌倉市二階堂74
JR鎌倉駅より京急バス5番乗り場「鎌倉20 大塔宮」行き 「天神前」バス停下車3分
JR鎌倉駅から歩くと約34分(約1.8km)
3月初旬には梅も咲き始めていますので、そちらの鑑賞もぜひ!(2022年3月5日撮影)







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