鎌倉の四万六千日は、大船観音寺(7月10日)と、杉本寺・長谷寺・安養院(8月10日)の4寺で行われます。
ちなみに、「しまんろくせんにち」と読むそうです。
この記事では、2026年ならではのおすすめ参拝ルートや、ご利益の意味、朝詣の雰囲気を写真付きでわかりやすく紹介します。
鎌倉 四万六千日 2026 法要スケジュール
8月10日に観音さまへ参拝すると、四万六千日分のお参りと同じご利益があると伝えられ、古くから多くの人が訪れてきました。
深夜から早朝にかけて参拝する「朝詣(あさもうで)」という習わしもあり、静かな境内で手を合わせると、自然と心が落ち着いていきます。
四万六千日とは 約126年 に相当し、「一生分の功徳が得られる」と言われるほど特別な日です。
この風習は江戸時代中期に広まり、もともとあった「千日詣」の功徳に匹敵するとされて次第に盛んになりました。浅草寺(東京)、清水寺(京都)、四天王寺(大阪)など、観音さまを祀る寺院で行われる縁日がその起源とされています。
(参考:原田寛『鎌倉のまつり・行事 小事典』かまくら春秋 2012)
では、「四万六千日」なのでしょうか?
四万日や五万日などではだめだったのでしょうか?
一升枡に入る米粒はおよそ四万六千粒とされ、「一升(いっしょう)」と「一生(いっしょう)」をかけて、“一生分のご利益がある” という意味につながったと言われています。
一升に入る米粒の数は 伝統的に64,827 粒(ムシヤフナ:虫や鮒) とされてきたそうです。
(出典:weblio辞書)。

いずれの説にしても、参拝する人々が無病息災を願ってきた気持ちが込められていることに変わりはありません。
なお、一升枡は体積で一升=約 1.8 リットルを量る枡で、中身によって重さが変わります。
米なら約 1.5kg、水や日本酒なら約 1.8kg が目安です。
大船観音寺の四万六千日法要
大船観音寺の四万六千日法要は、7月10日です。
開門は通常通り9時からだそうです。
お寺に確認したところ特別に何かをされているということはないそうですが、特別な御朱印があるそうです。


杉本寺の四万六千日法要
開門 0 : 00 閉門 16 : 00(5:00~9:00 拝観無料)
大護摩供、三十三観音経読誦 は 6 : 00から
どなたでも本堂に上がることが出来ますので、この時間に合わせて行かれると良いと思います。
大護摩供では、本堂の中で火が焚かれます。
参拝していて心が洗われるような気持ちになりました。
2022年8月10日 6時33分の写真です



10 : 00から大法要が厳修されます。(だいたい1時間ぐらいで終了)
本堂で法要が行われた後、境内の地蔵尊でも読経が行われます。
本堂にはかなりの人がいましたので、ほとんどの人は立って見学していました。
私はしばらく見学させていただいた後は境内で待機していました。
2025年8月10日 10時50分ぐらいの写真です。



杉本寺は苔の階段でも有名ですが、年によって育ち方も違うので、それを見るために何度行っても楽しいですね。
3月から梅雨ぐらいまでが一番いい季節なんですって!
4月の苔の階段


5月の苔の階段


7月・8月の苔の階段


長谷寺の四万六千日法要
開門 04:00 閉門 17:00(4:00~8:00 無料拝観)
2019年は11時30分頃、2022年は5時前に参拝しました。
やっぱり朝参拝すると人も少ないし、空気も澄んでて、8月の暑さもまだ感じないのでお勧めですね。



観音堂の中では僧侶が読経を唱えていますので静かに参拝しました。
観音堂内では写真撮影が禁止されていますので、ぜひ足を運んで自分の眼で見て頂きたいです。
9.18メートルもある十一面観音菩薩像は素晴らしいです。
👉 長谷寺 (当山 鳥瞰図の本堂をクリックしてみてください)
安養院の4万六千日法要
5:00~9:00(拝観無料)
安養院は特別に何かをしているという感じは過去3回参拝したなかではなかったです。
写真は2022年8月10日 朝8時30分頃のものです。



逆に鎌倉梅特別拝観の時に行かれると、普段は決して見ることのできない、「北条政子」さんの像を見ることが出来ます。
室町から江戸時代初期に作られた像、大正時代に制作された像(教科書でよく見るもの)、3Dプリンタで復元した像の3体を並べて拝見できますので、お勧めです!
👉 「梅かまくら特別参拝」 (次回は2027年2月~3月)
8月10日のお勧めコース
2026年は平日且つ月曜日ですのでそんなには混んでいないと思いますが、「仕事前に参拝する地元の人」も多く、朝の雰囲気が例年より落ち着いていると思われます。
杉本寺・長谷寺・安養院を回るお勧めの順番と時間について独断と偏見でご紹介いたします。
できれば鎌倉に前泊していただきたい
長谷寺に4時 → 約2.2km(徒歩約30分) → 安養院に5時 → 約2.2km (徒歩約30分)→ 杉本寺に6時
→ 約1.4km(徒歩20分)→ 覚園寺7時30分~

覚園寺の黒地蔵盆に参加:こちらはまた別の行事ですが、同日に行われていますのでぜひ参拝してみてください。
→ 覚園寺から戻って10時~杉本寺で大法要に参加
→ 鎌倉でお昼ご飯を食べて解散
もし前泊が厳しいようでしたら、朝6時の杉本寺からスタートし、覚園寺、安養院とお参りし、最後に長谷寺参拝はどうでしょう?

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