丸山稲荷火焚祭(ひたきさい)は、鶴岡八幡宮境内の末社・丸山稲荷社で、毎年11月8日に行われる五穀豊穣と無病息災を祈る火の祭りです。
その年の収穫に感謝し、五穀豊穣と氏子・崇敬者の無病息災を祈る神事です。
鶴岡八幡宮の中でも丸山稲荷社は、一番古いお社(1500年 室町時代)で、昔から土地を守ってきた稲荷さまを祀る場所です。
この日は、社前に祭場がつくられ、願いごとを書いた細い木串「火焚串」が山のように積まれます。
鎌倉の伝統芸能「鎌倉神楽」も奉納されます。
火焚祭では、古式に則った鎌倉神楽(市指定無形文化財)が奉納され、主に鶴岡八幡宮の神職が奉仕します
丸山稲荷社火焚祭スケジュールと注意点
14時から例祭が始まりますが、こちらは受付をした人しか見ることが出来ないようです。
丸山稲荷社に登ってお参りはできますが、立ち止まって見学することは出来ません。
例祭終了後の鎌倉神楽は見学できますが、丸山稲荷社はそれほど広くないので、見学したい場合は場所取りが重要となります。
ですので、例祭が終わり神職が降りてくるのを待って丸山稲荷社に登るのがベストです。
そうすると、本宮の境内で待っていることになります。
神職が降りてきて本殿に戻る姿を見るのもレアですので、それはそれで見ごたえがあると思います。
過去(2025年)の丸山稲荷社火焚祭の様子
13:50分ぐらいに神職が例祭の為に丸山稲荷社に上がっていきます。
見学者たちが丸山稲荷社境内に置かれた椅子で待っています。


受付をしていないと見学することが出来ないので、一旦降ります。
火焚祭中も丸山稲荷社境内前に置かれた(鳥居をくぐって階段を登った所)賽銭箱の前でお参りはできますが、そこで待ち続けることは出来ません。


丸山稲荷社へ上がる階段がありますが、ここで見ることも出来ません。後ろから上がってくる人の邪魔になりますので、降りて下で待ちます。


鳥居の前で例祭が終わるのを待ちます。
14時30分頃、神職たちが降りてきて本殿に戻ります。


その後丸山稲荷社に上がれます。
鎌倉神楽が奉納されますが、こちらは見学は無料です。
鎌倉神楽を一番近くで見られる場所かもしれません。
見学場所は椅子の後ろで見ることができますが、だいたい100人ぐらいでしょうか・・
2025年の鎌倉神楽は9座(剣舞と毛止幾を別に数えると10座)が奉納されました。


当日はそれぞれの座と写真をメモで残してましたが、間違っていたらごめんなさい。
扇にのせた洗米を四方に撒き、鈴を持って舞い諸霊を和めます。
神楽が滞りあく行われることを願って舞ます。

舞で使う道具や湯釜を祓い清める意味があります。

左手に幣束をもって舞い産土大神の火の神、水の神を招神します。
清めた笹を湯釜にしたします。
写真の左に湯釜があります。

煮えたぎった釜の中を装束で書き混ぜ、湯玉の立ち上がり状態や引き抜いた時に飛び上がる湯玉で今年の豊作を祈ります。
沸騰していて、勢いよく書き混ぜる方が良い湯玉が出来るそうですが、かき混ぜる方が大変ですね。

神前の供物(白米)を四方に散らして捧げる舞で豊穣と平安を祈る意味をもつ終盤の重要な場面です。
散供(さんく)なので、撒くというのが分かりますね。

笹舞とも言います。
釜に笹舞を浸し、その湯を参列者に勢いよく振りかけます。
飛び散った湯を浴びると1年間「無病息災」で過ごせると言われています。
神楽のクライマックスかもしれません。

矢を四方に射って魔を祓います。矢を拾った人は、開運の矢として持って帰ることができます。鈴を鳴らしたり矢を放ったりされています。
矢を拾った人は1年間「無病息災」に過ごせると言われています。
湯を浴びて、矢を拾えば2倍の「無病息災」になるかも??

天狗(赤面)が鉾を持ち、空中に九字を切り天下泰平と豊漁、海上安全を願いながら舞います。
毛止幾(もどき)と対で、黒い面の山の神が邪魔をしようとします。
黒いお面をかぶった毛止幾は、滑稽な動作をして見学者を笑わせたりします。
また、紅白餅や飴などのお菓子を見学者に投げ入れます。

鶴岡八幡宮アクセス
鶴岡八幡宮
鎌倉駅東口を出て、小町通りを通るか、まっすぐ歩いて若宮大路から段葛を通るのがお勧めです。
歩いて10分程度です。
開門・閉門時間 通年:6時〜20時(本宮の中で参拝できるのは8時からです)
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
鶴岡八幡宮社務所 TEL : 0467-22-0315

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