小動神社 天王祭は、毎年7月上旬に腰越で行われる夏の伝統行事です。
江の島八坂神社との「行合祭」や、海へ入る迫力の神輿「海上渡御」など、地域色の強い見どころが続きます。
この記事では、2026年のスケジュールと、日曜日の当日の流れと時間・観覧ポイントを紹介します。
昔、小動神社の御神体だった須佐之男命の木像が津波で江の島に流され、これを江の島の八坂神社の御神体として祀ったという故事により、海を隔てた二社が合同で行うのが行合祭りだそうです。
出典:原田寛『鎌倉のまつり・行事 小事典』かまくら春秋社 2012
小動神社 天王祭 スケジュールと過去の祭りの様子
小動神社 天王祭 の開催期間は、7月の第1日曜日~第2日曜日ですので、2026年は7月5日から7月12日 までですね。

クライマックスは、最終日の神幸祭。
「腰越の小動神社」と「江の島の八坂神社」の神輿が海上渡御を行い、その後、八坂神社の神輿が海を渡って(実際は橋を渡ってでしょうか)、小動神社の神輿と行合います。
(注意)鎌倉観光公式ガイドによると、2025年7月13日神幸祭で、「今年も小動神社の海上渡御は行われません」とありました。
16:30~出御祭。(小動神社にて式典執行)
17:00~神輿出発
20:00~御仮屋に戻って来る
腰越の五ヶ町のおはやしや小坂神社の神輿を迎えに行きます。
五ヶ町をつぎつぎと回り、神社下の天王屋敷に作られた仮宮に納められ、祭りが終わるまでここに鎮まります。
- 境内から山車が各町内へ引き出される。
- 夕方になると曳子大鼓をたたく。
- 山車には町内ごとに決まった人形が飾られる。
18:00〜20:30
中央の神輿庫を発し、橋のこちら側と向こう側で山車が出会い、互いに別れます。
午前
腰越の小動神社の神輿は町内を巡業します
江の島の神輿は江の島で海上渡御をします
午後
正午前後になると、腰越の各町内から人形を飾った山車が江ノ電の電車道へと集まってきます。
藤沢市の龍口寺山門前で江の島の小坂神社の到着を待ちます
江の島側の一行は島を出たあと橋を渡り腰越へ入り、龍口寺へ向かいます
腰越の神輿と江の島の神輿が龍口寺で合流し、小動神社の仮小屋へ
また龍口寺に戻りお別れ小動神社の祭りは、江の島の一行を龍口寺前で見送り、こうして8日間にわたる祭りが終わります。
第2日曜日 ▶ 神幸祭 午前の様子
朝の小動神社は静かな佇まいを呈しています。
神輿は今どこかな??



神輿は海岸沿いに出てしばし休憩していました。
その後、江ノ電道に戻ります。
神輿が電線にひっかからないように神輿の上に登って棒で電線を持ち上げます。
江ノ電が来るとみんなで道によけます。
写真の方のように江ノ電を真正面から撮影できるぐらい、江ノ電はゆっくり走っています。



第2日曜日 ▶ 神幸祭 午後の様子
龍口寺で江の島の八坂神社から来る神輿を待って、合流したあと小動神社の仮宮の並んで安置されます。









期間中は腰越各町内の五ヵ所に須佐之男命、義経と弁慶、頼朝などの人形が飾られていますので、そちらもぜひご堪能下さい。


天王祭は老若男女問わず多くの人で賑わいますので、見ていて楽しいです。
江ノ電と神輿のコラボも最高です!
ただ晴れているとかなり暑いですので、熱中症に気を付けてください。
江の島では「八坂神社のお祭り」が7月14日を中心にした5日間執り行われています。
どんなに早い第2日曜日でも7月8日で、どんなに遅い第2日曜日でも7月14日になりますので、その第2日曜日に合わせて小動神社との行合祭りが行われるのかしら?
2024年に江ノ島の八坂神社の例祭を見学しました。

第2日曜日 ▶ 一方の江の島の様子
江の島の神輿の海上渡御は11時過ぎから始まりました。
通常は小動神社の神輿と同時にされると思いますので、両方を同時に見るのは無理かな・・



13時に江ノ島から神輿が出ていくのを一緒に歩きながら腰越に向かいました。
13時に江ノ島を出て、橋を渡り商店街を抜けて龍口寺に到着。
そこから小動神社の神輿と並んで、腰越商店街を練り歩きます。



小動神社の神輿と合流し仮小屋へ向かいます。
途中江ノ電が来たので横によけますが、人が多くて江ノ電もなかなか進めませんね。
江ノ電へ手を振る人、江ノ電から手を振り返してくれる人・・



天王祭の神輿 と 江の島八坂神社の神輿 両方を楽しむお勧めコース
最終的には、腰越の天王祭をずっと見ていれば、江の島の神輿がやってきますし、江の島の八坂神社の例祭をずっと見ていれば、腰越に行き天王祭と合流できますので、どちらかにターゲットを絞ったほうが良いと思います。
11時に江の島に入り、江の島の八坂神社の海上渡御を見て、江の島で食事や観光をし、13:00から八坂神社の神輿について龍口寺~腰越まで歩いていくのが、江の島も腰越も両方の神輿が見られるのでよいのではないかと思います。
普段の小動神社の様子と歴史
小動神社の歴史は古く、創建は1189年、鎌倉時代までさかのぼります。
御祭神は
建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)、
建御名方神(たけみなかたのかみ)、
日本武命(やまとたけるのみこと)
歳徳神(としがみ)
この辺りを「小動崎」と言いますが、「こゆるぎの松」という、風もないのに揺れる美しい松の木があったことから名付けられたそうです。






1185年-1190年の間に鎌倉武士の佐々木盛綱が訪れた際にその松に魅了されて、近江の国の八王子宮を勧請したのが始まりだそうです。
明治維新にあたり社名を小動神社と改称し、明治6年12月村社に列格されました。
明治42年当所字神戸の鎮守であった諏訪社を合祀し、昭和13年7月神饌幣帛料供進神社に昇格しました。
昭和28年11月宗教法人に登録され神社本庁に所属し現在に及んでいます。
境内地630坪。
出典:神奈川県神社庁「小動神社」
境内には、「海神社」「稲荷社」「琴平社」「第六天社」も祀られています。




鎌倉が「日本バレエ発祥の地」ってご存じでした?
エリアナ・パブロバさんという方が日本に来て(最終的に帰化)バレエを七里ガ浜で教えていたそうです。
今はその碑(プレート)があるだけなんですが、昔はそこにある家で教えていたんです。


家が建っていた土地――実はその地主は、腰越にある小動神社でした。
パブロバさんが亡くなった後、土地の所有権をめぐって裁判にまで発展。いくつもの紆余曲折を経た末、最終的には小動神社側が勝訴し、建物は取り壊されることになります。
いま、その場所には新しい住宅が建っていますが、すべてが消えてしまったわけではありません。神社側のはからいで、海に面した一角には「エリアナ・パブロバ顕彰会」による記念碑がひっそりと建てられ、かつての物語を静かに伝え続けています。
小動神社アクセス
腰越2-9-12 江ノ島腰越駅より徒歩5分
作家の太宰治が心中事件を起こした場所でも知られています。

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