7月11〜13日 八雲神社 大町まつり |昼の神幸祭と夜の神輿ぶり

大町の八雲神社 本堂 神社

八雲神社 大町まつりは、7月11〜13日の3日間、昼は神輿渡御、夜は提灯を灯した神輿が町を練り歩き、古くから続く鎌倉の夏祭りらしい熱気に包まれます。

この記事では、2026年の日程・見どころを、現地での過去情報をもとにわかりやすくまとめました。

鎌倉に九百年伝わる八雲神社の大祭式例祭を見学して夏の始まりを体感してみませんか?昼は神輿渡御、夜は提灯を付けた神輿の競演が最高です。

毎年7月7日から14日の間の土曜日から3日間行われますので、2026年は7月11日、12日、13日ですね。

やっぱり例大祭初日の土曜日が一番盛大のような気がします。

八雲神社 大町まつり ポスター

7月11日土曜日
9時30分~:例大祭(八雲神社境内)
13時00分~:神幸祭(お渡り/町内みこし渡御)
16時00分~:奉納演武(八雲神社境内)
19時00分~:夜の神輿ぶり

7月12日(日)
18時30分~:境内にて大富くじ大会

7月13日(月)
13時00分~20時30分:縁日(境内に露店が出ます/荒天中止)
20時30分~:還幸祭(八雲神社境内)

参考:
👉 鎌倉大町まつり
👉 鎌倉観光公式ガイド「八雲神社例大祭(大町まつり)

土曜日の昼のまつりの様子

13時00分~:神幸祭(お渡り/町内みこし渡御)

昼は四基ある八雲神社の神輿を白装束の町衆がかつぎ、天王唄を歌いながら町内を練り歩きます。

八雲神社の境内を出発した後、大町四ツ角を右に曲がり、ローソンのある交差点を大寶寺の方へ曲がり、そのまま道沿いに大町釈迦堂の方まで休憩をはさみながら練り歩きます。

八雲神社例大祭ルート - Google マイマップ
昼間の神輿ルート
大町 八雲神社境内
11時53分開始前の八雲神社 2019年
八雲神社の御神輿
八雲神社の神輿 2019年7月13日撮影
大町会館と祭りで太鼓などをたたく場所
大町会館で待機中 11時53分

13時神輿出発
神輿をひっかけないようにするのも一苦労
13時前に八雲神社前で待っていれば見学できます。

大町祭り 神輿が鳥居をくぐる 氏子たち
13時01分 2019年7月13日
大町祭り 神輿が鳥居をくぐる 氏子たち
13時02分 2019年7月13日
大町祭り 神輿が鳥居をくぐる 氏子たち
13時01分 2023年7月8日

さあ、一緒に歩きましょう

八雲神社 大町まつり 神輿巡行
13時02分 2019年7月13日
八雲神社 大町まつり 神輿巡行
13時04分 2019年7月13日
八雲神社 大町まつり 神輿巡行
13時05分 2019年7月13日

お渡りの様子を動画でも

行列は、囃子車・大太鼓・猿田彦・神主・総代・一番神輿の順に行列をなし歩きます。
大町6丁目7(衣張山ハイキングコース入り口がある辺り)でUターンして戻ります。
八雲神社を出発してから1時間以上練り歩いている感じでしょうか・・・

八雲神社 大町まつり 神輿巡行
13時01分 2023年7月8日
八雲神社 大町まつり 神輿巡行 天狗と町の氏子
猿田彦、総代たち 13時33分 2023年7月8日
八雲神社 大町まつり 神輿巡行
大町3丁目16あたり 13時33分

19時00分~:夜の神輿ぶり

夜は神輿に提灯が取り付けられ「神輿ぶり」を披露します。夜の闇のなか、大町四ツ角で四社が連結し回転する姿は壮大です。

昼間の神輿に提灯が付けられていますね。
横須賀線の踏切まで行って戻ってくる感じでした。

一度境内に納められた四社の神輿は、揃いのはんてん姿に着替えた氏子達により、大町四ツ角付近で勇壮な神輿ぶりが披露されます。提灯に火を入れた四社の神輿が 横一列に揃う姿はとても美しく幻想的です。この奉舁の仕方は、日本全国でも類を見ず、大町まつりでのみご覧いただけるものです。
出典:令和7年7月12日「大町まつりについて

八雲神社 大町まつりの「神幸祭」は、室町時代にはすでに行われていた歴史ある神事です。1454年の『鎌倉年中行事』には、7月7日に足利成氏の屋敷へ神輿が渡御し、神楽や奉幣の儀式が行われた様子が記されています。

戦国時代には北条氏直が祭礼の秩序を守る禁制を出し、江戸初期には徳川家康から朱印地が与えられるなど、鎌倉の祇園祭として大変盛大に執り行われていました。江戸時代には4基の神輿が町を巡行し、多くの人々で賑わっていたと伝えられています。

その後、鎌倉の衰退とともに祭りの規模も縮小しましたが、明治時代の記録からも当時の活気ある様子がうかがえます。昭和30年代頃までは広い範囲で行われていましたが、現在は氏子区域である大町周辺での巡幸となっています。

鎌倉の大町にある八雲神社は、平安時代に源義光(三郎義光)が創建したと伝えられています。

奥州で戦っている(後三年合戦)兄源義家の助勢に向かう途中で鎌倉に立ち寄った際、悪疫が流行していたのでそれを救うために疫病除けの神として京都の祇園社を勧請したのが始まりです。

ですので、大町まつりは京都の祇園祭、福岡の博多祇園山笠、福島の会津田島祇園祭、長野の深見祇園祭に並ぶ祇園祭としても有名なんですね。

鎌倉では「八雲さん」「お天王さん」「祇園さま」として親しまれ、地域の守り神として信仰されてきました。

明治維新で、鎌倉祇園社(祇園天王社)から八雲神社へ改称そ、1873年(明治6年)に大町の鎮守として村社になりました。

参考:鎌倉商工会議所 『新版改訂 鎌倉観光文化検定公式テキストブック』 かまくら春秋社 2018


7月の鎌倉の神社での例祭について表にしてみました。
出典:鎌倉市 歴史まちづくり推進『鎌倉市歴史的風致維持向上計画』2015 p.64

日程名称神社場所
第1日曜日~第2日曜日天王祭小動神社腰越
7月12日以前の一週間極楽寺 八雲神社例祭熊野新宮極楽寺
第2土曜日から3日間八雲神社例祭八雲神社大町
第2日曜日~第3日曜日八雲神社例祭八雲神社山ノ内
第2日曜日~第3日曜日八雲神社例祭八雲神社山崎地区集会場
第3日曜日から一週間八雲神社例祭八雲神社常盤
海の日石上様例祭石上神社御霊神社境内(長谷)
7月25日荏柄天神社例祭荏柄天神社二階堂

もともと八雲神社の多くは、素戔嗚尊をおまつりする「祇園信仰」「牛頭天王信仰」と結びついて広まった神社です。素戔嗚尊は各地で「牛頭天王」「祇園様」「天王様」とも呼ばれてきました。

このため、同じお祭りでも神社側の正式な名称「例祭・例大祭」や地元の通称として「天王祭・祇園祭・天王様」という二つの呼び方が併存していることが多いです。

鎌倉の神社MAP
鎌倉の八雲神社ほか

他の祭りについても紹介していきますので、ぜひご覧ください。

八雲神社(大町)
鎌倉市大町1丁目11-22

今回のお勧め本は、元木 泰雄著『源 頼義』吉川弘文館 2017 です。
挿絵がたくさんあるのが良いです。ちょっと人名が多くて読んでいるうちに忘れちゃいますけど(笑)
源頼義は源義家・義光の父親で「前九年の役」の中心人物ですね。
源頼信、頼義、義家の活躍がなかったならば、その後の武家政権は成り立たなかったでしょう。ぜひ一読してみてはいかがでしょうか。

源氏家系図

  • 源頼信 河内源氏の祖
    • 源頼義 [河内源氏の基礎を築く]前九年の役で武名を高める
      • 源義家(八幡太郎) [武名高い]後三年の役で名声を確立
        • 源義親
        • 源義国 新田氏・足利氏の祖となる重要人物
          • 新田義重(新田氏)
          • 足利義康(足利氏)
        • 源義忠
          • 源為義 保元の乱で敗北し処刑
            • 源義朝 平治の乱で敗北、東国武士団を育成
              • 源義平
              • 源朝長
              • 源頼朝 [鎌倉幕府初代将軍]源平合戦を制す
              • 源範頼
              • 源義経 源平合戦の英雄・壇ノ浦で活躍
      • 源義綱(賀茂次郎) 頼義の次男・保元の乱で敗北
      • 源義光(新羅三郎) 甲斐源氏の祖・武田氏につながる
        • ※子孫に武田信義 → 武田信玄へ続く

コメント