2025.12.18 大船観音寺 納め観音 |観音さまと迎える年の瀬に行ってみよう!

大船観音寺の観音様

大船観音寺 納め観音は、毎年12月18日に行われる一年の感謝を観音さまに伝える法要です。

JR大船駅からも見える白い観音像の前で、僧侶の読経が響く静かな時間が流れ、年の瀬に心を整えるひとときを過ごせます。

この記事では、開始時間や当日の流れ、茶湯会や人形供養の時期、観音像内部の拝観ポイントなどを、実際の参拝体験をもとに詳しく紹介します。

大船観音の建設は昭和4年(1929年)に始まりました。しかし、世界恐慌の影響で資金が集まらず、昭和9年には工事が中断されてしまいます。その後は戦争の時代に入り、観音像は長い間、未完成のまま放置されていました。

戦後になってようやく再建の機運が高まり、昭和29年(1954年)、牧野良三氏や高階瓏仙(たかしな ろうせん)禅師らが中心となって、東急グループ総帥の五島慶太氏に協力を依頼します。これを受け、後に五島美術館館長となる西村清氏が工事の統括を担当することになりました。

大船観音寺 大船観音を下から撮った写真

同年11月2日には、五島慶太氏・高階瓏仙禅師・安藤正純氏らが発起人となり、「財団法人 大船観音協会」が設立されます。昭和32年(1957年)5月18日に起工式が行われ、昭和35年(1960年)4月28日には落慶式が執り行われました。総工事費は約4千数百万円。資金集めのために「1口100円」の募金も行われ、多くの人々の思いが観音さまの完成を支えました。

長い年月を経て完成した大船観音には、地域の人々の願いと祈りが深く込められています。


(参考:大船観音寺ホームページ)

それにしても、昭和4年に工事が始まって、昭和9年に中止になり、そこから23年・・この観音様には、地元の方たちを含め多くの人達の熱い思いが込められているんですね。

子供のころは、見るととても大きく夜などは怖かった思い出があります。でも、お顔がとても穏やかですよね。

観音様が女性で、長谷の大仏さんが男性で、夜中にデートしてる・・・なんてこともよく言われてました。

大船観音へと続く階段 両サイドに赤い南無観世音菩薩ののぼり旗が多数

納め観音は、一年の締めくくりとして観音さまに感謝を伝える行事です。
2022年の様子では、11時に始まり、約20分ほどで終了しました。
僧侶による読経が響き、観音さまの前には人形などが供えられ、静かで厳かな雰囲気に包まれます。

また、この日は 茶湯会(ちゃとうえ/ちゃとうかい) も併修されます。
複数の法要を同時に行う「併修(へいしゅう)」という形式で、観音さまの前で丁寧に祈りが捧げられます。

山の上にあるため、12月は特に冷え込みます。
防寒対策はしっかりしておくと安心です。

たしかに私が参加した2022年も風が強くて寒かったです!

大船観音寺では、12月に 「師走観音人形供養」 も行われます。
大切にしてきた人形を丁寧に供養していただける行事で、納め観音と合わせて訪れる方も多いです。
日程は年によって異なるため、公式サイトで確認しておくと安心です。

おっと! 大船観音寺のホームページを見ると、「師走観音人形供養のお知らせ」とあります。
人形供養は、12月6日(土)かしら? 👉 師走観音人形供養のお知らせ を確認してください。

大船観音とその前に置かれた多数の人形やぬいぐるみ
11:00 始まり 2020年撮影
大船観音とその前に置かれた多数の人形やぬいぐるみの近景
11:00 2020年撮影
大船観音とその前に置かれた多数の人形やぬいぐるみの前に立つ僧侶
11:00 2020年撮影
大船観音とその前に置かれた多数の人形やぬいぐるみ
11:21には終了 2020年撮影

大船観音寺
神奈川県鎌倉市岡本1-5-3 (JR大船駅西口より徒歩5~10分)

大船観音寺は JR大船駅西口から徒歩5〜10分。
山門までは坂道(この坂が結構急坂なんですよね)が続くため、歩きやすい靴がおすすめです。

参拝料 300円

大船観音寺の入り口と上り坂
下りに見えるけど登ります
大船観音寺の山門
坂を上ると山門が見えてきます
大船観音寺の由来等が書かれている案内版
大船観音寺について、ぜひ一読を!

観音さまの背面から内部に入ることができますので、初めて訪れる方には、ぜひ体験してほしい所です。
胎内には、千羽鶴、千体仏が祀られています。

大船観音の体内の中に設置されている観音様

大船観音寺の「納め観音」は、一年の終わりに観音さまへ感謝を伝える、静かで温かい行事です。
読経の響き、冬の澄んだ空気、観音さまの穏やかな表情──そのすべてが、心を整えてくれる時間になります。

12月の大船観音寺は、観光というより “心の休息” に近い体験。
忙しい年の瀬だからこそ、ゆっくり訪れてみてはいかがでしょうか。

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