2025年12月16日 鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭 |鎌倉の夜を彩る伝統神事『神楽と舞楽』は必見!

鶴岡八幡宮 舞殿 夜の景色 神社
鶴岡八幡宮 舞殿 夜の景色

鶴岡八幡宮の御鎮座記念祭は、毎年12月16日に行われます。
実際に参拝した際も、16時過ぎになると境内が少しずつ静まり、17時の神事開始に向けて厳かな雰囲気が漂い始めていました。

神事は本殿で行われ、その後、舞殿ではかがり火だけに照らされた「宮人の曲」と「人長の舞」が奉納されます。
暗闇の中で炎に浮かび上がる舞は、写真では伝わらない迫力があり、800年前の儀式をそのまま見ているような感覚でした。

この記事では、私が現地で撮影した経験をもとに、御鎮座記念祭の流れ、最適な待機場所、混雑の様子、注意点などを詳しく紹介します。

冬の鎌倉でしか味わえない特別な時間を、ぜひ体験してみてください。

12月16日

⏰ 時間
17時
📝 受付
なし
🚶‍♂️ 拝観料
なし
👥 拝観場所
舞殿の横(本殿に向かって左側)
⏳ 混雑
かなり混みます(前の方で見学したい場合は早めの場所取りが必要)
⌛ 所要時間
45分程(場所取りから考えると1時間以上)
👟 服装
特にありませんが、12月ですので防寒対策を
📸 撮影
撮影可(フラッシュ厳禁)
☔ 雨天
実施(当日ご確認ください)
⚠️ 注意点
静かに見学
カメラ・携帯のフラッシュは厳禁です

17時から本殿で神事が執り行われます(見ることは出来ません)
その後舞殿の前でかがり火が焚かれ、その灯の中だけで和琴、神楽笛に合わせて4人の巫女が「宮人曲」に合わせて舞い、その後、神職による「人長の舞」が奉納されます。

17時前ぐらいに社務所から神職、巫女さんが出てきますので、その前に待機していると最初から見学ができますが、ここで見ていると舞殿の横の良い場所を確保するのは難しいと思われます。

鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭
16:49 社務所前 2020年撮影
鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭 社務所を出る神職と巫女たち
17:06 社務所前 2023年撮影
鶴岡八幡宮社 御鎮座記念祭のために本宮に向かう神職と巫女たち
本殿へ 2023年撮影

本殿で神事が執り行われている間に、舞殿では御鎮座記念祭の準備が静かに進みます。
かがり火が焚かれ始め、神職の方々が楽器を手に舞殿へ集まってくると、境内の空気が少しずつ夜の儀式へと切り替わっていくのが分かります。

2020年参拝時:17時20分頃でも舞殿前に十分なスペースがあり、かがり火の近くでゆっくり鑑賞できました。

ところが

2023年参拝時:17時を過ぎた段階で、すでに多くの参拝者が集まっており、前方の観覧エリアはほぼ埋まりつつありました。

年々見学者が増えている印象で、最前列で見たい場合は16時30分頃には到着しておくのが安心だと感じました。

鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭雅楽開始前の舞殿の前の様子 神職が椅子に座って準備中
17:22 2020年撮影
鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭雅楽開始前の舞殿の前の様子 大勢の観光客が祭事が始まるのを待っている
17:11 2023年撮影
鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭雅楽開始前の階段の様子 大勢の観光客が祭事が始まるのを待っている
17:07 2023年撮影

2020年に参拝したときには、舞殿前に席は設けられておらず、参拝者はかがり火の周りに自由に立って鑑賞できる状態でした。

2023年に訪れた際には舞殿前に椅子席が並べられており、明らかに前年までとは配置が変わっていました。
係の方に確認したところ、これらの席は鶴岡八幡宮の関係者や槐の会会員の方のための招待席で、一般参拝者は利用できないとのことでした。

年々見学者が増えていることもあり、観覧エリアの運用が変わってきているようです。
最前列で見たい場合は、2023年の状況を見る限り、17時前には到着しておくのが安心だと感じました。

17時10分ぐらいからは、雅楽を演奏する人達が席についていきます。
こちらを見ているのも楽しいです。17時16分神事が終了し神職たちが下りてきます。

鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭 神事が終了し階段を下りてくる神職たち
17:30下りてきます。 2020年撮影
鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭 神事が終了し階段を下りてくる神職たち
17:26 下りてきます 2023年撮影
鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭 神楽を開始するために篝火が焚かれている
17:38 2020撮影
鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭 神楽を開始するために篝火が焚かれている
17:36 始まります 2023年撮影

この後は動画(2020年の方が近くで撮影できているので、そちらの動画)をぜひ!(画像があまり綺麗でなくてすみません)

宮人の曲 2020年撮影
人長の舞 2020年撮影

18時15分前後には終了します。

年によって違いますが、12月ですので、寒い時は寒いです。その中で1時間以上立っているのも結構疲れます。

実際にちょっと疲れました(笑)

防寒対策は忘れずに!

撮影ですがフラッシュは厳禁です。
毎年数人、フラッシュ設定を外すの忘れて写真(携帯の人がほとんどです)を撮ってしまい、周囲の人からかなり白い目で見られますので、ご注意ください。

18時16分 鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭が終了した舞殿の様子
18:16 2020年撮影
18時16分 鶴岡八幡宮 御鎮座記念祭が終了した本宮と階段の様子
18:13 2023年撮影

鶴岡八幡宮は、1180年に源頼朝が鎌倉に入った際、由比若宮を現在の場所に遷して「鶴岡若宮」としたのが始まりです。

しかし、1191年3月、町屋からの火災によって社殿が焼失してしまいました。

頼朝はすぐに、現在の大臣山の中腹に社殿の再建を決意し、わずか8ヶ月後の同年11月21日、再建された社殿で盛大な奉納行事が行われました。

頼朝自身も衣冠束帯の姿で参列し、多くの御家人や京都から招かれた人々とともに、「御神楽(みかぐら)」が奉納されたのです。

この日付は旧暦の11月21日で、新暦では12月16日にあたります。そのため、鶴岡八幡宮では毎年12月16日に「御鎮座記念祭(ごちんざきねんさい)」が行われています。

書く人によって字にそれぞれ味わいがあっていいですね~

鶴岡八幡宮の三の鳥居に掲げられた御鎮座記念祭の案内 2020年
2020年撮影
鶴岡八幡宮の三の鳥居に掲げられた御鎮座記念祭の案内 2023年
2023年撮影

御鎮座記念祭では、まず「宮人の曲」に合わせて4人の巫女が静かに舞い始めます。
私が実際に見たときも、舞殿の周りが一気に静まり、巫女の衣がかがり火に照らされてふわりと揺れる様子がとても印象的でした。

続いて奉納される「人長の舞」は、神職がゆっくりと舞殿に進み出て、かがり火の炎に照らされながら厳かな所作を見せます。
照明は一切使われず、炎のゆらぎだけで進行するため、舞人の影が舞殿の柱に揺れて、まるで時間が止まったような雰囲気になります。

実際にその場で見ていると、800年前の儀式をそのまま覗き込んでいるような感覚になり、写真では伝わらない静けさと緊張感がありました。

鶴岡八幡宮の化粧室

鶴岡八幡宮境内の化粧室の場所ですが、舞殿の横の休憩所の化粧室は結構混んでいます。
個人的に穴場は国宝館にある化粧室です。
あまり知られてないので比較的空いている気がしますが、国宝館を利用した人のみが利用可能です。

鶴岡八幡宮 
鎌倉駅東口を出て、小町通りを通るか、まっすぐ歩いて若宮大路から段葛を通るのがお勧めです。
歩いて10分程度です。
開門・閉門時間 通年:6時〜20時(本宮の参拝は8時からです)
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31 
鶴岡八幡宮社務所 TEL:0467-22-0315 

👉 鶴岡八幡宮へのアクセス(徒歩・バス・車)

御鎮座記念祭は、鶴岡八幡宮の数ある祭事の中でも、特に静かで厳かな雰囲気を味わえる行事です。観光客が多い日中とは異なり、夕暮れから夜にかけて行われるため、境内全体が落ち着いた空気に包まれます。

かがり火の灯りだけで進む神楽や舞楽は、現代ではほとんど見られない貴重な神事で、800年前の鎌倉の姿を想像しながら鑑賞できます。

冬の冷たい空気の中で見る炎と舞のコントラストは、写真では伝わりきらない迫力があります。

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