鎌倉 節分祭は、毎年2月3日に建長寺・長谷寺・鶴岡八幡宮・鎌倉宮などで行われます。
この日は、豆まきや福豆の授与、鬼や福娘の登場など、寺社ごとに特色ある行事が楽しめるため、多くの参拝者でにぎわいます。
さらに、建長寺の厳かな法要、長谷寺の華やかな豆まき、八幡宮の迫力ある舞台など、同じ節分でも雰囲気が大きく異なるのが魅力です。
この記事では、当日の流れ・見どころ・混雑状況・アクセス を、実際の写真とともにわかりやすく紹介します。
鎌倉 節分祭 を開催している場所・時間・並ぶ場所・注意点まとめ
鎌倉市で2月3日の節分祭を執り行っている神社仏閣は、建長寺・長谷寺・鶴岡八幡宮・鎌倉宮ですが、1日で全てに参加することは残念ながらできません。(大船観音寺は毎年2月1日のようです)下記に過去開催の情報をupしますので、行きたいところをいくつか組み合わせるのがベストだと思います。
開催日は事前に確認をお願いいたします。
建長寺
必ず2月3日というわけではなさそうです。(2025年は2月2日 日曜日)
2020年に参拝したときは、10時過ぎで既に境内に多くの人が集まっていて、山門前の空気がいつもより賑やかでした。
ミス鎌倉の方々を含めた集合写真の撮影が行われており、華やかな雰囲気に一気に節分祭らしさを感じましたね。
11時から「かっぽれ」が始まるとのことで、急いで山門前の駐車場へ向かいました。



江戸芸かっぽれ豊年斎五代目櫻川ぴん助社中のかっぽれが奉納された後は、そのまま建長寺法堂へ移動して豆まきが行われるのを待ちます。
私が参加したときも、かっぽれが終わると参拝者が一斉に法堂へ向かい、境内が一気に活気づきました。法堂の前には人がぎっしりで、豆まきが始まる直前には、前列を取るために少し押し合いになるほどでした。
豆まきで福豆を受け取ると、お土産と交換できる仕組みで、私も運よく1つ拾うことができ、境内の特設テントでお守りと交換しました。



家元櫻川ぴん助さんが引退されたそうで、一門も解散とのこと。2026年はどうなるのでしょう。👉 東京新聞「浅草神社「江戸芸かっぽれ」奉納踊りが見納め 毎月、江戸の活気伝えて400回目 家元櫻川ぴん助さん引退 2025年11月2日」
長谷寺
暦通り2月3日に行われるようです
豆を撒く人達が順番に出てこられます(ゲストの紹介もあります)
2023年に参加したときは、石黒賢さん、杉山愛さん、そしてお天気キャスターの森田さんが来られていて、
会場が一気に華やいだ雰囲気になっていました。
今年(2025年)も同じ方々が参加されているようなので、毎年恒例になっているのかもしれません。




鶴岡八幡宮
2026年(令和8年)2月3日 1時より
舞殿では鳴弦式の準備
前の方が豆をゲットしやすい感じです
2020年、2023年参加しましたので、時間経過とともに紹介します。
時間のずれは、年が違うのでご容赦願います。
12:20頃に鶴岡八幡宮について整理券をゲット!13時に社務所から神職が出てきて、本殿に向かいます。




本殿で神事が執り行われた後、神職の方々がゆっくりと石段を下りてきました。
私が見たときは、本殿に上がられてから下りてくるまでおよそ20分ほどでした。
続いて年男・年女の方々が下りてくるのですが、その人数の多さに思わず「どこに隠れていたの?」と思うほどで、列が途切れずに続いていく様子がとても印象的でした。
令和8年も豆を撒く年男・年女の募集が行われているようで、毎年この場に立つ人が変わっていくのだと思うと、節分の伝統が今も受け継がれていることを実感しました。




豆まきに先立ち、衣冠装束に身を正した神職が、矢をつがえていない弓の弦を鳴らし、その音で魔を祓う「鳴弦式」が執り行われます。
鳴弦(めいげん)とは、弓に矢をつがえずに,弓弦(ゆづる)だけを引いて放し,ビュンと鳴らすことによって,妖魔(ようま)を驚かせ退散させる呪法。(出典:世界大百科事典)



13時30分を少し過ぎた頃に神事が始まりました。
2人の神職が矢をつがえずに弦だけを鳴らす「鳴弦(めいげん)」の儀式が行われ、張りつめた空気の中で弦の音が境内に響きました。
弦を鳴らした回数を数えている係の方の「今6回よっ」と合図している様子がとても印象的でした。
思わずその瞬間を写真に撮ってしまいました。



みんなで集合写真を撮り、舞殿に上がられて豆まきの開始!(2020年は14時開始でした)
顔ぼかしてますが、ミス鎌倉の横にいるのは、蛭子能収さんです。蛭子さんは、段葛の灯篭とか丸山稲荷社に鳥居も奉納されていますね。(行かれた際にはぜひ確認を)



舞殿での「お祓い」と「鳴弦式」が行われた後、福引き付きの豆まきが始まります。
私が参加したときも人がとても多く、前の方にいてもなかなか豆が取れず、結局2〜3個ほどしか拾えませんでした。
少しでも前にいた方が取りやすいと感じました。
会場に入るには、節分祭の前に配られる整理券が必要で、境内にはロープで仕切られた整理券配布場所が設けられていました。
整理券をもらうために12時すぎ(12時17分頃)には鶴岡八幡宮に着いていたと思います。
境内に入れば、整理券を配っている場所はすぐに分かります。
豆まきのシーンは、私自身も夢中で豆を追いかけていたので写真は残っていません(笑)。
それだけ会場全体が盛り上がっていたということですね。
鎌倉宮
年によって異なるようですので、確認を 👉 鎌倉宮「お知らせ」
2023年に参加しました。
15時前に社務所から神職と巫女さんが出てきます。本殿に上がり、神事を執り行います。




神事が終わったあと、「鳴弦式」で、神職の方が弓を構えて弦を鳴らすたびに、乾いた音が境内に響いていました。
その後、鳥居の前に巫女さんたちが横一列に並びゆっくりと本殿の方へ歩いてくる姿が、白い装束が風に揺れて、行列全体がふわっと揃って動く瞬間が美しくとても印象的でした。
巫女さんによる舞や演奏のような所作が終わると、参加者に豆が配られました。
鎌倉宮では豆を“投げる”というより、手渡しで配っていた記憶があります(少し曖昧ですが…)。




鎌倉宮で有名な祭事と言えば、5月の「草鹿」と10月の「鎌倉薪能」でしょうか。
お勧めコース
建長寺と長谷寺は午前中開催でかぶっていますので、どちらかに絞ってでしょうか。
鶴岡八幡宮は14時過ぎまでやっているので、その後の鎌倉宮は厳しそうです。(鶴岡八幡宮から鎌倉宮まで歩いて30分は欲しいところ)
パターンとしては、午前中に建長寺か長谷寺、昼から午後にかけて鶴岡八幡宮か鎌倉宮はいかがでしょう。
開催日が違えば2日連続で参加するのもありかもしれません。
または
節分とは
節分とは、もともと「季節の分かれ目」を意味する言葉で、立春・立夏・立秋・立冬という四季それぞれの始まりの前日を指していました。季節が移り変わる節目は、体調を崩しやすく、邪気が入りやすい時期と考えられていたため、古くから厄を祓う行事が行われてきました。
その中でも特に重要とされたのが、冬から春へと移る立春の前日です。旧暦では立春が一年の始まりにあたり、新しい年を迎える大切な節目とされていました。そのため、次第に「節分」といえば立春の前日(現在では2月3日頃)を指すようになりました。

節分の行事の起源は、中国で行われていた邪気払いの儀式「追儺(ついな)」にあります。この風習は日本に伝わり、平安時代には宮中行事として行われるようになりました。さらに江戸時代になると、庶民の間にも広まり、現在のような豆まきの風習として定着していきました。
節分の象徴的な行事である「豆まき」は、季節の変わり目に忍び込むとされる邪気や鬼を追い払うためのものです。使われる大豆は、五穀の中でも特に穀霊が宿るとされ、「魔(マ)を滅(メ)する」という意味にも通じています。そのため、「鬼は外、福は内」と声をあげながら豆をまき、家内安全や無病息災、幸福を願います。


現在では、節分の日になると、全国各地の神社やお寺、地域の行事、家庭などで豆まきが行われます。また、炒った豆を年の数だけ食べて健康を願ったり、神社仏閣に豆を納めて厄除けを祈願するなど、地域ごとにさまざまな風習が受け継がれています。季節の訪れを感じながら、日本の伝統文化に触れることができる節分は、冬から春への移ろいを楽しむ日本ならではの行事といえるでしょう。
参考:国立国会図書館「本の万華鏡 大豆―粒よりマメ知識ー第1章 節分と豆まき」

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