鎌倉・坂ノ下にある御霊神社では、祭神である鎌倉権五郎景正(政)の命日である9月18日に毎年行われます。
当日は神楽の奉納とともに「面掛行列」が巡行します。
ユニークな面をつけた行列が町を練り歩く姿は見応えがあり、地域に受け継がれてきた伝統を感じられる貴重な行事です。
この記事では、実際に現地で撮影した経験をもとに、面掛行列を間近で見るための最適な時間帯や注意点を分かりやすく紹介します。
2025年の御霊神社例祭 時間・並ぶ場所・注意点まとめ
2025年9月18日(水)
まだまだ暑いので熱中症には気を付けましょう
御霊神社例祭と面掛行列の過去の様子(2023年)
12:00 から例大祭が始まり、神職が祝詞を唱えたり、玉串奉奠が行われたりと、境内は厳かな空気に包まれていました。
12:16 の写真では、拝殿の奥で神事が進んでいる様子がうっすらと見え、参列者が静かに見守っている雰囲気が伝わってきますね。



13:00~14:15(約75分)
12:29 には神楽の準備が始まり、舞台の前に人が集まり始めます。
太鼓の音が試し打ちのように響き、これから始まる奉納に向けて空気が少しずつ張りつめていくのを感じました。
13:05、いよいよ鎌倉神楽が始まりました。
私が立っていた位置からは舞台の細かい所作までは見えませんでしたが、舞人の動きに合わせて衣の色が揺れ、遠くからでも神楽独特のリズムが伝わってきます。
境内の奥にいると、舞台の高さや人の多さで見えにくい場面もあり、「どこに立つか」で見え方が大きく変わることを実感しました。
鎌倉神楽は13:00〜14:15頃まで続き、12座すべてが奉納される貴重な時間です。
途中で風が吹くと、舞人の衣がふわりと広がり、観客から小さな感嘆の声が上がっていました。



14:30~面掛行列のスタートです。
14:30になると、いよいよ面掛行列が御霊神社を出発します。
私が見に行った2023年も、ちょうど14:30に面をつけた一行がゆっくりと坂ノ下の町へ歩き出しました。
行列はまず力餅家の前を右折し、細い路地を進んで虚空蔵菩薩堂の前まで向かいます。
14:39 に撮影した写真では、道幅が狭いため行列と観客の距離が非常に近く、面の表情や衣装の揺れまでよく見えました。



虚空蔵菩薩堂の前で行列がUターンし、再び力餅家の前へ戻ってくるのが14:41頃。
9月とはいえ、14時台はまだ日差しが強く、沿道で待っているとかなり暑さを感じます。
実際に見に行ったときも、周囲の観客が日陰を探して移動していたので、熱中症対策は必須だと思いました。



歩くのは、順に爺(じい)、鬼(おに)、異形(いぎょう)、鼻長(はななが)、烏天狗(からすってんぐ)、翁(おきな)、ひょっとこ、福禄寿(ふくろくじゅ)、阿亀(おかめ)、女



御霊神社まで戻ってきて終了ですが、だいたい15:15頃でした。



鎌倉神楽とは
鎌倉神楽は鎌倉に伝わる伝統芸能で、例祭では12座すべてが奉納されます。
12座の内容
鎌倉神楽で今残っているのは全部で12座だそうで、それをすべて見られるのは、この御霊神社での例大祭だそうです。
そりゃ~全部やるから1時間以上かかりますね。
12座は、
1.打囃子(うちはやし)
2.初能(はのう)
3.御祓(おはらい)
4.御幣招(ごへいまねき)
5.湯上(ゆあげ)
6.中入れ(なかいれ)
7.掻湯(かきゆ)
8.大散供(だいさんく)
9.湯座(ゆぐら)・笹の舞(ささのまい)
10.射祓(いはらい・または弓祓と書く)
11.剣舞(けんまい)
12.毛止幾(もどき)
各座の意味については 下記のホームページに詳しく書かれていますのでそちらをご参照ください。
👉出典:相州藤沢白旗神社 湯立神楽より
面掛行列とは
奈良時代から伝わる伎楽の面や田楽の面をつけた10人衆が御霊神社から、極楽寺の坂までを練り歩き、豊作・豊漁を祈願する行事です。
鶴岡八幡宮寺の放生会の舞楽面の行列をまねて作られ、200年以上昔から行われていると言われます。
面掛行列の順番
爺 → 鬼 → 異形 → 鼻長 → 烏天狗 → 翁 → 火吹男(ひょっとこ)→ 福禄寿 → 阿亀(おかめ) → 女(さんば)
祭礼は同心・金棒を先頭に、囃子連、幟、神宝類、猿田彦、獅子頭、面をつけた10人、神輿とつづきます。
妊婦役のおかめのお腹は、豊年・豊漁のシンボルとされます。
出典:文化遺産オンライン
御霊神社例祭と面掛行列 何時に行けば全部見られる?
例祭・神楽から見たい → 12時前に到着
面掛行列だけ見たい → 14時頃でOK
※2023年の情報です。
9月は鶴岡八幡宮でも例大祭が行われています。
ぜひそちらも見ていただきたい祭事です。
御霊神社アクセス
御霊神社 鎌倉市坂ノ下4-9(江ノ電 長谷駅から約5分)
御霊神社の御朱印
御霊神社の御朱印は達筆ですね。
参拝されたときには、ぜひ書いていただきたいです。




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