春の鎌倉を代表する伝統行事「鎌倉まつり」は、1959年から続く歴史ある祭礼で、毎年多くの人々が訪れます。
私が実際に訪れたときも、行列巡業の華やかな衣装や、舞殿で披露される静の舞の優雅さに思わず足を止めてしまいました。
特に流鏑馬は、馬が駆け抜けるたびに観客からどよめきが起こり、その迫力は写真では伝わらないほどです。
2026年は4月12日〜19日に開催されるため、春の観光と合わせて楽しむ絶好の機会です。
この記事では、私が実際に見て感じた雰囲気や混雑状況も交えながら、見どころ・日程・鑑賞のコツをわかりやすく紹介します。
鎌倉まつり スケジュール
2026年は4月12日から4月19日まで開催されます。
イベントスケジュールに合わせてお出かけください。
メインは何と言っても、4/12の「行列巡業」「静の舞」と4/19の「流鏑馬」ですね
| 日付 | 曜日 | 時間 | 内容 | 場所 |
|---|---|---|---|---|
| 4/12 | 日 |
9:30~ 10:00~ 15:00~(解説14:30~) |
弓道大会 行列巡行 静の舞 |
鶴岡八幡宮研修道場 若宮大路(下馬~鶴岡八幡宮境内) 鶴岡八幡宮 舞殿 |
| 4/13 | 月 | 10:30~ | 頼朝公墓前祭 | 頼朝公墓前 |
| 4/14 | 火 | — | — | — |
| 4/15 | 水 | — | — | — |
| 4/16 | 木 | — | — | — |
| 4/17 | 金 | — | — | — |
| 4/18 | 土 |
13:00~14:30ぐらい? 10:00~15:00 10:00~15:00 |
義経まつり 野点席 表千家神谷会 野点席 武者小路千家 |
腰越の満福寺 鶴岡八幡宮境内(手水舎裏付近) 建長寺境内(三門下予定) |
| 4/19 | 日 |
10:00~15:00 13:00~ |
野点席 裏千家淡交会鎌倉支部 崇敬者大祭 流鏑馬奉納 |
鎌倉大仏殿高徳院境内(大仏背後付近) 鶴岡八幡宮 流鏑馬馬場 |

鎌倉まつりは1959年(昭和34年)から続く、鎌倉の春を彩る大規模イベントです。
春の観光シーズンの幕開けを告げる恒例行事として、毎年4月の第2日曜日から第3日曜日にかけて、鶴岡八幡宮を中心に歴史と伝統を感じられるさまざまな催しが行われます。
2026年に開催される「第68回 鎌倉まつり」では、行列巡行や静の舞、野点席などが予定されています。
また、祭り期間中は鶴岡八幡宮で「崇敬者大祭 流鏑馬」も行われます。
詳しい情報は鶴岡八幡宮(0467-22-0315)までお問い合わせください。
鎌倉まつり の時間・並ぶ場所・注意点まとめ
いくつかのイベントを紹介します。
| 行列巡業 | 内容 |
|---|---|
| 時間 | 10時スタート |
| 受付 | なし |
| 拝観料 | なし |
| 拝観場所 | スタートは、若宮大路と横須賀線が交差する少し海側のあたり。鶴岡八幡宮までの若宮大路沿いでしたらどこからでも見学できます。段葛を歩きながらでも見学可能です。 |
| 混雑 | 日曜日ですので混んでいないということはありません。最近はインバウンドの影響もあり外国の方も多くなっています。ただ見えないということはありません。 |
| 所要時間 | 先頭がスタートして最後尾がスタートするまでに約1時間あります。 |
| 撮影 | 可能 |
| 雨天 | 当日ご確認ください |
| 注意点 | 撮影などは見物客の迷惑にならないように |
行列と一緒に歩き始めると、街の雰囲気や沿道の反応も含めてより“鎌倉まつりらしさ”を味わえると思います。

マーチングバンド、よさこい、神輿、甲冑姿の武者、弁慶や静御前など、多彩な一行が若宮大路を通って鶴岡八幡宮までの約1kmを練り歩きます。
特に甲冑武者の列は迫力があり、「えいえいおー!」の掛け声に合わせて、沿道の観客から何度も歓声が上がっていました。
行列はゆっくり進むので、写真を撮りながら歩くのも楽しく、鎌倉まつりらしい賑わいをじっくり味わうことができます。
| 静の舞 | 内容 |
|---|---|
| 時間 | 15時スタート(14:30から解説) |
| 受付 | なし |
| 拝観料 | なし |
| 拝観場所 | 舞殿が見られる場所。お勧めは本殿に登る階段。 |
| 混雑 | 舞殿の周りは混んでいると思います。ただ、見えないということはありません。 |
| 所要時間 | 25分ぐらいです。 |
| 撮影 | 可能 |
| 雨天 | 当日ご確認ください |
| 注意点 | 14時までは大石段での場所取りは出来ないとのこと。という事は14時以降でしたら石段に座って見学できるということでしょうね。 |
兄頼朝から追われる身となった義経と別れ鎌倉に連れてこられた静御前が、頼朝の要望に逆らえず舞を舞いました。
その時に読んだ句が
よしの山 峰の白雪ふみ分けて いりにし人の あとぞこいしき
訳:吉野山の白雪を踏み分けて奥州に消えたあの人《義経》の跡が恋しく思われる
しづやしづ しづのをだまきくりかえし 昔を今に なすよしもがな
訳:「静、静」と繰り返し私の名を呼んだあの人が輝かしかった頃にまた戻りたいものだ
義経を思う歌を歌い舞うなんてと頼朝さんは激怒しますが、政子さんのとりなしで無事でした。
本宮に登る階段が解放されますので、写真のアングルの感じで見ることが出来ると思います。
14時から場所取りして(石段は全部で60段ありますので、お勧めは真ん中より前の15~25段目あたり?)見学をお勧めします。



| 流鏑馬(武田流) | 内容 |
|---|---|
| 時間 | 13時スタートですが、実際に馬が走り始めるのは14時頃となります。 |
| 受付 | ありませんが、前方で見学したければ場所取りが必要となります。早い人は10時ぐらいから場所取りをしています。 |
| 拝観料 | なし |
| 拝観場所 | 流鏑馬馬場沿いですが、個人的には二の的付近がお勧めです。 |
| 混雑 | かなり混みます。時間ぎりぎりではまず見えないと思ったほうがよいです。 |
| 所要時間 | 神事が13時から始まり、射手と馬が流鏑馬馬場に入場してくるのが14時ぐらい。終了は15時すぎぐらいとなります。 |
| 撮影 | 可能 |
| 雨天 | 当日ご確認ください |
| 注意点 | 神事が始まる13時以降は流鏑馬馬場には入れなくなります。また場所によっては出ていくのも難しいです。 |


小笠原流は厳格な作法を重んじる傾向があり、武田流は実戦的な技術と一般公開を重視する傾向があるそうですが、衣装も若干の違いがあるようです。
武田流
今から約1100年前の900年頃の平安時代に、清和天皇の皇子、貞純親王から源氏七代に伝わった後、武田・小笠原の両家に分かれました。武田流は婚姻関係にあった細川藤孝(幽斎)を介して、家臣の竹原惟成に直伝されました。
騎射を始める前に神前にて口伝の呪文を唱えながら天空と大地に向かって鏑矢を射る仕草をします。これは武田流流鏑馬において最も重要な厳正かつ神聖な儀式です。
流鏑馬式では天長地久式とは異なる神頭矢を用います。的は三ヶ所で約三十間(54m)毎に置き、馬は全長約210mの馬場を約20秒で駆け抜けます。この間、射手は手綱を放した状態で射を行います。
礼式(作法)は、相手に対する尊敬の心、暖かい心配り、物を大切丁寧に取扱うこと等のゆかしい心を、美しい流れの形で表されたものです
👉出典 :「武田流流鏑馬保存会」
小笠原流
小笠原流は、鎌倉時代に源頼朝に仕えた小笠原長清を祖とし、弓馬術、礼法などを家伝として継承してきました。
小笠原流は、礼法、弓術、弓馬術の三つを修めることを重視し、厳格な作法と伝統的な儀式を重んじます。
武士の立ち居振る舞いと武芸を体系化し、実用性と美しさを兼ね備えた技として伝えられてきました。
👉出典:「弓馬術礼法小笠原流」
政府広報オンラインには、流鏑馬に魅せられたオーストラリア人のマイケル・ノさんの記事がありました。
👉 [世界に伝えたい日本の伝統文化]世界を駆け抜ける―神聖なる流鏑馬やぶさめの技
9月の小笠原流流鏑馬については別ブログで紹介していますので、ぜひ覗いてみてください。
👉 2025.9.16 鶴岡八幡宮|流鏑馬神事を見るお勧め時間と注意点
| 義経まつり | 内容 |
|---|---|
| 時間 | 13時 |
| 受付 | なし |
| 拝観料 | なし |
| 拝観場所 | 腰越の満福寺、腰越商店街 |
| 混雑 | それほど混んでいるという感じは今まではありませんでしたが、鎌倉も観光客が増えていますので・・ |
| 所要時間 | 14時30分くらいには終了しているかもしれません |
| 撮影 | 可能 |
| 雨天 | 大雨の場合は中止となります。当日ご確認ください |
| 注意点 | 江ノ電が近いので注意です |
腰越では義経まつりが行われ、ここでは江ノ電とコラボしたパレードを見ることができます。
パレードの列が進む横を江ノ電がゆっくり通過していき、観客が左右にスッと避ける独特の光景が広がっていました。
江ノ電が通り過ぎると、また自然にパレードが元の位置に戻って続いていく――
この“電車と祭りが同じ道を共有している感じ”は腰越ならではです。
江ノ電とパレードが同じ空間に溶け込む、この不思議で楽しい一体感は、現地でしか味わえない魅力だと思います。
残念ながら、2026年はパレードは行われないそうです。









義経まつりについては別ブログに書いていますので、ぜひそちらをご覧ください
👉 義経まつり 2026.4.18|満福寺・龍口寺で行われる春の鎌倉行事
その他のお役立ち情報
鶴岡八幡宮アクセス
鶴岡八幡宮
鎌倉駅東口を出て、小町通りを通るか、まっすぐ歩いて若宮大路から段葛を通るのがお勧めです。
歩いて10分程度です。
開門・閉門時間 通年:6時〜20時(本宮の中で参拝できるのは8時からです)
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
鶴岡八幡宮社務所 TEL : 0467-22-0315
同時期に開催されるイベント
他にも4/12-19の週には、扇ガ谷の浄光明寺で、年に1度の覚賢五輪塔が公開されていますので、そちらもお見逃しなく!
実際に見た時にはその大きさに感動しました!
こちらについても別ブログで紹介していますので、ぜひ!
👉 2026.4.12–19|覚賢五輪塔の特別公開へ行こう!年に一度の公開ルートと歴史を解説





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