鎌倉の中心から少し外れた手広にある青蓮寺は、鎖大師の名で親しまれている由緒ある真言宗のお寺です。
弘法大師が開いたと言われており、8月16日の施餓鬼法会では、ご本尊の弘法大師(国重文)が御開帳されますので、間近で拝観することが出来ます。
手広 青蓮寺の施餓鬼法会 のスケジュールと注意点
14時 施餓鬼法会
法会が終了したら弘法大師を拝観することができます。
私が参拝させていただいた時は、13時前に青蓮寺へ伺い、まず本堂の椅子に座って静かに待機しました。
その後、住職による説話(2026年は青年僧かしら)があり、続いて複数名の僧侶による約1時間の施餓鬼法要が丁寧に執り行われます。
法要が終わると、秘仏である弘法大師を拝観することができ、厳かな雰囲気の中でゆっくりと手を合わせる時間が持てました。

施餓鬼(せがきえ)とは
施餓鬼(せがきえ)とは、「餓鬼道」に落ちて苦しんでいる霊や、供養してくれる縁のない霊(無縁仏)に、飲食や読経を施して救済する法要です。
同時に、先祖供養や生きている人の功徳積みの意味もあり、広く衆生を救う慈悲の実践とされています。
青蓮寺について
本堂には、ご本尊の弘法大師坐像が祀られています。
裸の姿で彫られ、それに袈裟をまとったもので、ひざの部分が鎖でつながれ動くようになっているとのことです。
そのため、鎖大師と呼ばれています。お寺の呼び名も鎖大師で通っています。
秘仏ですので写真はありません。御開帳の日に行くと拝ませていただけます。



ご開帳は年5回、1月21日(初大師、写真下右)、4月21日(大祭)、8月16日(施餓鬼会)、12月21日(納大師)、12月31日(除夜)です。
鎌倉・手広の青蓮寺では、弘法大師空海をかたどった「鎖大師」がご本尊として安置されています。国の重要文化財にも指定されている尊像で、地域では古くから親しまれてきました。
江戸時代初期に編まれた地誌『新編鎌倉志』には、膝の屈伸ができるように造られた木像があり、それが「鎖大師」と呼ばれる由来になっていると記されています。関節が動く構造のため、絹の衣をまとわせることができ、季節や行事に合わせて衣替えも行われます。
等身大の姿は親しみやすく、信仰する人々と弘法大師の心が鎖のように強く結ばれるように、という願いが込められていると伝えられています。こうした背景から、青蓮寺は地元では「鎖大師」の名で広く知られています。



創建:819年 飯盛山(はんじょうざん)青蓮寺
開山:弘法大師
由来:東国を巡礼していた空海(弘法大師)が、青蓮寺の裏山で護摩の秘法の修行をしていた時、天女が現れて力を貸してくれた。弘法大師が修行を終えた時に天女から一粒の仏舎利を預かった。その仏舎利を五鈷に納め、一夜明け目が覚めると池に青色の蓮華の華が咲き誇っていたという。
別名「鎖大師」と呼ばれる。
お庭も趣向を凝らしていて見る価値が十二分にありますので、少し早めに行きお庭散策もされてみてはいかがでしょう。
弘法大師が逗留して、修法を終えると青い蓮華の花が咲いたという言い伝えがある弁天池。



塔頭の手広山寶積院薬王寺の堂
江戸時代には青蓮寺に2つの塔頭があったそうで、そのひとつが寶積院だそうです。
その寶積院を再建して永代納骨堂にされたそうです。
ご本尊は薬師如来

境内には他にも五輪塔童子の像が置かれています。
みなさんもぜひ探してみて!





アクセス
正式名称 : 飯盛山 仁王院 青蓮寺
〒248-0036 神奈川県鎌倉市手広5-1-8 TEL:0467-31-1352
大船駅からモノレールで、西鎌倉駅で下車、駅から歩いて10分ちょっとです。
すぐ近くに熊野神社が静かに鎮座しています。
伊弉冉尊(いざなみのみこと):国生み・生命を生む女神
速玉男尊(はやたまおのみこと):罪や穢れを速やかに祓う神
事解男尊(ことさかおのみこと):災いや穢れを解き清める神
です

御朱印です。日付はご自分で入れてくださいとのことでしたが、まだ入れてません(2021年8月16日)


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