鶴岡八幡宮 紅葉稲荷社例祭は、普段は渡れない紅葉稲荷社へ橋がかかり特別に参拝できる神事です。
この記事では、開始時間の目安・当日の流れ・現地の雰囲気を、実際に参拝した記録をもとに詳しく紹介します。
鶴岡八幡宮 紅葉稲荷社例祭 開催時間
開始時間:10時から10時30分ごろまで(2024年の情報)
2024年に参加した時は、9時50分頃に到着しました。
既に板が架けられ渡れるようになっていました。
普段橋が架かっていない状態の写真を見ていただいて分かりますが、さすがにここを飛び越えるのは厳しいですよね。


10時から神事が始まりだいたい30分ぐらいで終了します。神事の最中には神殿への参拝や御神酒を頂きました。


地元の方がほとんどのようでしたが、一般の観光客でも参加は自由ですので、気軽に参加できますし、1年に1度の橋を渡るのも記念になりますね。神事の間は写真を撮らなかったので、その時の写真がないのです。


最後にはお札もいただきました。

紅葉稲荷社
紅葉稲荷社は、鎌倉の鶴岡八幡宮の南西に位置し(地図の左下)、境内を四隅から守る稲荷社の一つです。普段は水路の向こう側にあり、橋がかかっていないため、参拝するには本殿前まで渡ることができません。
鶴岡八幡宮に何度も訪れている人でも、紅葉稲荷社の存在を知らないことが多い、ちょっと隠れたお稲荷様です。しかし、初午祭の日には、特別に板の橋が掛けられ、普段は行けない場所にも参拝できるようになります。
2月の二ノ午に日には紅葉稲荷社で鶴岡八幡宮の神職が斎主を務め祭事が執り行われます。
紅葉稲荷は鶴岡八幡宮の末社ではなく独立した神社として位置づけられています。近くには、鎌倉十井のひとつである「鉄の井」があります。

二ノ午祭

初午(はつうま)は、2月で最初にめぐってくる「午の日」のことで、和銅4年(711年)2月の初午の日に稲荷神が京都・伏見稲荷大社に降臨したことが起源とされています。
稲がなることを意味する「いなり」にちなんで、五穀豊穣や商売繁盛、家内安全を願う日であり、稲荷神のお使いとされる狐の好物が油揚げであることから、初午には油揚げやいなり寿司をお供えする習慣があります。
その他にも、養蚕がうまくいくようにまゆの形をした初午団子や、栃木県の郷土料理しもつかれ、奈良県の旗飴など、地域ごとにさまざまな食べ物が供えられます。
午の日は12日に1回めぐってきて、2026年の初午は2月1日、二ノ午は2月13日、三ノ午は2月24日ですが、月のめぐりによっては三ノ午がない年もあり、旧暦で行う地域では3月に初午を行うこともあります。
江戸時代までは、1日を12の刻に分け、干支で時間を数えていました。ちょうどお昼の12時が「午の刻」にあたるため、「正午」「午前」「午後」という言葉が生まれました。
「ちょうど牛の時間」「牛の時間前」「牛の時間後」ということですね。
今回のお勧め本は、永井路子著『北条政子』文春文庫 2021 です。1978年初版のようですが、今読んでもとても面白い本です。
頼家の死の原因ってこんな感じだったんだろうなと思わせられた。
公暁の乳母の夫が三浦義村で、その義村と北条義時とで和田義盛を滅ぼし、三浦義村の息子の三浦泰村が宝治合戦で北条時頼と安達景盛に滅ぼされ、今度は安達影盛の孫が霜月騒動で滅ぼされ・・・輪廻ですかね。
鎌倉にある神社の起源
紅葉稲荷社について色々調べましたが、見つかりませんでした。
下記に鎌倉にある神社についての起源について紹介します。
稲荷神社:全国でもっとも多く、4~5万社あると言われています。総本社は伏見稲荷大社です。私が数えた(参拝した)だけでも、鎌倉に24の稲荷社がありました。
八幡神社:全国で4万社を超えるとも言われています。総本社は大分県の宇佐神宮で、関東では鶴岡八幡宮が中心です。
神明社:伊勢神宮を総本社とする神社です。鎌倉には長谷に甘縄神明社、岡本と台に神明神社がありますよね。
天満宮:菅原道真を祀る神社です。鎌倉の荏柄天神社、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮が三大天神宮です。上町屋に天満宮という祠がありますね。
荏柄天神社についてのブログもあげてますのでよかったら覗いてみてください。
👉 2026.1.25 学問の神様 菅原道真を祀る荏柄天神社の「初天神・筆供養」 の情報紹介
👉 2025.10.5 荏柄天神社 絵筆塚祭|漫画家が集う筆供養と行灯の見どころガイド
熊野神社:和歌山県熊野にある熊野本宮社、熊野速玉大社、熊野那智大社です。手広、大船、浄明寺に熊野神社、極楽寺に熊野新宮があります。
諏訪神社:長野県の諏訪大社が本社です。植木と御成に諏訪大社があります。
白山神社:石川県の白山比咩(しらやまひめ)神社が本社で、今泉と稲村ケ崎にあります。
白山神社の祭りのブログ
👉 鎌倉・白山神社の大注連祭|1月8日の開始時間と見どころ
第六天社:仏教の第六天魔王でしたが、現在は第六代の神、面足尊(オモダルノミコト)とその妃神だそうです。鎌倉には山ノ内(1月と7月の2回門が開きます)と大船にあります。
参考:久能木紀子『ご近所の神様 身近な神社と不思議なご利益』マイコミ新書 2008
アクセス
鶴岡八幡宮
鎌倉駅東口を出て、小町通りを通るか、まっすぐ歩いて若宮大路から段葛を通るのがお勧めです。
歩いて10分程度です。
開門・閉門時間 通年:6時〜20時(本宮の中で参拝できるのは8時からです)
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
鶴岡八幡宮社務所 TEL:0467-22-0315


鶴岡八幡宮は1年を通して多くの祭事を執り行っています。
そのうちのいつくかをブログで紹介していますので、ぜひご覧ください。
👉 鶴岡八幡宮の祭事

コメント