極楽寺 熊野新宮 例祭 は、毎年9月9日に執り行われ、そのなかで湯立神楽が奉納されます。
鎌倉の例祭の中で湯立神楽(いわゆる鎌倉神楽)が奉納されるのは、御霊神社、八雲神社、銭洗弁財天宇賀福神社などいくつかありますが、その中でもここ極楽寺の熊野新宮ではゆっくりと鑑賞できるのでお勧めです。
2025年に見学した際の写真・動画でスケジュールをお届けします。
極楽寺 熊野新宮 例祭|湯立神楽スケジュール・時間・注意点まとめ
極楽寺 熊野新宮 例祭は、2026年9月9日(水) 14時から始まり、だいたい1時間30分ぐらいで終了します。
14時から神職による祝詞奏上が15分ぐらい、その後「湯立神楽」が始まります。

熊野新宮例祭 過去の様子(2025年)
2025年は13時50分ぐらいに到着したところ、地域の人も含めて湯立神楽の準備をしていました。
普段はひっそりしている神社ですが、この日は地元の氏子たちもあつまり賑わっていました。
御祓(おはらい)
御幣招(ごへいまねき)
湯上(ゆあげ)
掻湯(かきゆ)
笹舞(ささまい)
射祓(いはらい)
剣舞毛止幾(けんまいもどき)
14:00から15分ぐらいが祝詞奏上。そのご、準備が出来次第(2025年は14:26分ごろ)から鎌倉神楽の奉納で、今回は8座でした。
順番に、初能(はのう)、御祓(おはらい)、御幣招(ごへいまねき)14:39、湯上(ゆあげ)14:43、ここでいったん休憩(中入り)。
湯上の際は率先して湯を浴びましょう。1年間無病息災になります。
掻湯(かきゆ)、笹舞(ささまい)、射祓(いはらい)、剣舞毛止幾(けんまいもどき)の順に奉納され、最後にお菓子を配って15:24分に終了しました。
神職の話も子供たちも来ててなんだかとても楽しかったです。
2025年の湯立神楽の様子
鎌倉神楽は全部で十二座あるそうですが、この日はそのうちの8座が奉納されました。
以下順番に2025年の模様を写真と動画で紹介します。
初能(はのう)
扇にのせた洗米を四方に撒き、神楽が滞りなく行わることを願い、鈴を持って舞います。
扇に乗せたお米は見えませんが、四方に撒くのは見えました。


動画でもお楽しみください
御祓(おはらい)
舞で使う道具や湯釜などの祭場を祓い清めます。
御幣招(ごへいまねき)
産土大神・火の神・水の神を招くため、幣束を持って舞います。舞の後、御幣を振って神々の恩恵を参列者に授けます。


動画です
湯上(ゆあげ)
清められた笹を釜湯に浸し、柄杓で湯を桶に汲み神前に供えます。
神職が出てきました。
湯に浸す笹を選んでいるのでしょうか。


掻湯(かきゆ)
煮え立った釜の中を幣束で掻き混ぜ、湯玉の立ち上りの状態や引き抜いた時に飛びあがる「湯玉」で今年の豊作を占います。
どうです?
熱気が感じられますよね?
近くで見せていただけました。


動画です。
笹舞(ささまい)
湯座と書いて「ゆぐら」とも言います。釜に浸した湯笹についたしぶきを参列者に振り撒きます。飛び散った湯を浴びると1年間無病息災で過ごせると言いますので、率先して浴びましょう。
熱くなかったです。
湯をかけられた人達もうれしそうでした。


射祓(いはらい)
四隅に矢を射って魔を祓います。放たれた矢を授かると運が開けると言われていますので、遠慮せず頂きましょう。
斜め後ろぐらいですと見学客も少なくゲットしやすいかもしれません。


写真ですと笛を吹いている神職の後ろぐらいでしょうか・・
動画です。
剣舞毛止幾(けんまいもどき)
赤い天狗の面かぶり鉾を持っているのが「剣舞」で、空中に九字(くじ)を切り天下泰平を願います。
黒い山の神の面を付け、大きなしゃもじを持って、天狗の真似や滑稽な仕草をするのが「毛止幾」で、滑稽な真似をして雰囲気を和ませます。



最後に子供たちにお菓子を配って終了です。大人にも配られましたので私も頂きました!


お役立ち情報
熊野新宮 アクセス
〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺2丁目3−1
普段は無人、拝観無料です。
江ノ電極楽寺駅から約400m、徒歩5分
熊野新宮 その他の例祭
7月5日(毎年5日というわけではなく、日曜日に合わせているようです)に熊野新宮に合祀されている八雲神社の例祭が執り行われます。



こちらは別ブログで紹介していますので、ぜひご覧ください。
👉 鎌倉7月の見どころ|極楽寺 熊野新宮の八雲神社例祭 と 鎌倉市内の八雲神社紹介
熊野新宮の由来
熊野新宮は文永6年(1249)に創建されたと伝わり、鎌倉時代には極楽寺の鎮守として栄えました。
関東大震災後、地域の八雲神社と諏訪神社が倒壊したため、昭和3年(1928)に合祀され、現在の姿となりました。

1249年 創建
1298年 社殿焼失
1300年 熊野新宮として再興
1923年 関東大震災で八雲神社と諏訪神社が倒壊
1928年(昭和3年) 八雲神社と諏訪神社が合祀され、熊野新宮になりました。
湯立神楽とは
湯立とは、祭場にすえた湯釜の沸き立つ湯の状況で吉凶を占ったり、湯笹などで参拝者に湯を振りかけた
りすることによって罪や穢けがれを祓はらい清める神事で、湯花神楽や湯神楽とも呼ばれています。
全部で12座ありますが、最初の打囃子(うちばやし)や途中の休憩の中入れを座と数えない場合や剣舞(けんまい)と毛止幾(もどき)を1つにして、おおむね8座としているところも多いようです。

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